阿佐ヶ谷chillout

何もないから寒い

SPECを観たメモ

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・一週間かけてケイゾクから続いてSPECシリーズ全部見ました
・さすがにケイゾクから10年経ってるだけあってドラマとしての観やすさとテンポのよさが段違い
 >BGMの使い方も格段によくなってた、ケイゾクは昔すぎてどっかで聞いたようなチープなサスペンスシーンのBGMが何度も流れるたび冷えてた
・シリアスなシーンだからこそちょっとギャグっぽくするっていう部分が一見ちぐはぐにも見えるんだけど、そこにキャラクターとしての狂気や余裕を感じられるし、結果唯一無二のタイトルとして成立しててすごいと思った
 >だからこそ全員を納得させられない終わり方だったのがとても気になってしまうだが
・OP、3話くらいからEDに移ったNAMInoYUKISAKIはすごいよくて一週間くらいずっと聴いてる。やっぱMV撮ってた監督がすごいかも、印象に残りすぎ
 >でも結だと曲使ってないからキレるし、皆様御察しの通りこの後映画への文句をいっぱい書きます

・時系列順に観るの術をやってしまおうと思いSPEC零から見たけど、TVドラマの中盤でニノマエ関連の伏線がものすごく錯綜するなか、全部わかってる状態で観ることになってわかりやすくはあった
 >でも引きの強さが少し弱くなったかも。7話8話あたりで何してたか覚えてないし。海野先生がすげえインパクトあったのもあるけど
 >最近そういう作品単位でのネタバレというか伏線回収の理解順による体験の違いや差に関して面白さを感じられるようになってきた(ネタバレ全OKという意味ではなくて)
・SPEC零を先に観た事で1話単位での解決編の面白さとか気持ちよさが阻害される、ってことがなかったのがすごい
 >大きめの謎→当麻の推理→トリックの解説→瀬文さんが身体張るの構造が強固なのでそこを守ってもらうさえすればだいたい楽しめるという
 >こういう前後の文脈でグチャらないところとかに作品としての強度の高さを感じる

・でもやっぱ映画後ろ2作は問題ありすぎて本当にきつい
 >FGOとかまどマギとかストーンオーシャンとかそういう感じになってしまったせいで、そういう似たストーリーのものに比べて見たときにお粗末さを感じてしまって二重三重にきつい
佐野元春に合わせて唐突に当麻紗綾クソコラグランプリが始まってわろた
ケイゾクの感想で言ってた朝倉の謎は解けたけど最後でいうのは本当に蛇足だと思った、蛆虫のセリフだけで真人類の末裔であることがわかれば十分だったと思う
 >ただケイゾクから続投してすごく魅力的なポジションにいた野々村係長の命を奪ってしまった以上はなんらかの形で朝倉に帰結しないとダメかもっていう気持ちはわかる
・自分だったらどう最適化するかをずっと考えてる。翔から直すか天から作り直すかで変わってくる
 >結局オチとして平行世界の話に持ってっちゃうんだったら俺たちが再構築したっていいだろって思えるので良い
 >当麻の左手を封印する/しない、SPECホルダーとの絆をいつ表に出すかそれとも出さないかの見せ方をベースにもっと練る形
 >なるべくキャストを減らさない形で考えると難易度が上がって良い、こういうの考えてるだけで数日潰せそう
・久遠望戦はすごい面白かったのと見た目がかなり好みだったので翔は許したい。メガネの谷村美月があんなに良いとは…
・ちなみに見ながらずっとネロ祭を回していて、いま16箱目です
・シリーズものを追うのに少し疲れたので今週は映画とかを適当に観ます