阿佐ヶ谷chillout

何もないから寒い

日高屋と向き合った

counterflux.hatenablog.com

前回の記事を書いたらばありがたいことにいくつかおすすめのメニューを教えていただいたので食べました。

焼き鳥丼と味噌ラーメン


「焼き鳥丼が板」という情報をふくろうくんからいただいたので焼き鳥丼という単品のメニューがあるのかと思ったらセットのミニ丼だったので面食らった。お肉が柔らかくてうまかったけど、他の何と比較したらいいのかはわからない。
味噌ラーメンは具材ごと大鍋で焼いて作る、僕が超好きなラーメン花田と同じ「焼き」の風味があって結構美味しかった。しかし具材が野菜しかなくてちょっと飽きが早かった。空腹度と相談せずに大盛りにするクーポンを使ってしまったのが原因か。もしくは隣の席のおじいちゃんがハイレベルなクチャラーだったことにも何か関係が。

餃子定食


「3割うまい」でおなじみの餃子の満州が好きなんですが荻窪駅からは少し離れているので、同じ値段で近場で食べられるならアリなのではと思いチャレンジ。冷凍餃子の味がしました。肉まんには拘りますが餃子にはこだわらないので美味しいかどうかまではよくわからない。隣の席に座ったおばあちゃんが腕が上がらないのか水を入れるのに毎回店員を呼んだりラーメンの味付けを変えるのに店員を呼んだりしていたのもよくわからない。

油そば

「深夜テンションで麺が食べたい」というときこそ、前回記事のとんこつラーメンを食べた状況に一番近いので公正な判断ができるに違いないと思い来店。この日も飲み帰りで酔っ払っていたため写真はないのですが、結構うまかった。油そばって本当にコストかかってないんだよな〜と思わされるいい味だった。テーブル席でおじいちゃんが二人くらいビール片手に寝ているのを見ながら、僕も帰ってすぐ寝ようと思い支払いを終えて帰宅即入眠。次の日の昼まで何も食べなくていいくらいのお腹になった。



結論:御年配の方が多い

かの年齢層の方々が普段の食事の一つとして外食するときに、なぜ日高屋が選ばれるのか、日高屋と他のお店との一番の違いは多分、メニューにあると僕は見ている。日高屋のメニュー表は全てのメニューがデカい写真付きで見れるので何が来るのかがわかりやすく、長い名前を言わなくても店員を呼んで指をさせばよい。荻窪駅北口の商店街にも定食屋はいくつかあるが、日高屋のラーメンと比べればちょっと値段が高い上、だいたいが壁のメニューの「文字」を読んで何を注文するか選ばないといけない。想像力と視力が必要とされる。値段帯で言えばクイックガストと富士そば松屋が近場に競合としてあるのだが、それらは全て券売機を通してお金を払わなければならない。そこには未知のテクノロジーと向き合わなければならないというストレスとリスクがある。ゆえに日高屋であれば自分の好きなものがノーリスクで頼める。おそらくオーダーを受ける店員と調理する店員が完全に分業しているのもポイントの一つだろう。カウンターのみの牛丼屋のようなタイプだといちいち呼びつけるわけにはどうしてもいかないからだ。日高屋マーケティングとしてそういった高年齢層を狙っているかどうかまでは調べてはいないが、それが良いとか悪いとかではなく、様々なメニューを試すべく僕が平日の五日間で三日間日高屋に通った際に受けた印象の話である。ちなみに日高屋のメニューに対する個人的評価だが、インターネットで検索した際に出てきた「とんこつラーメンにチャーハンをブチ込むとうまい」というデブ界屈指の食べ方を最後に一度試して最終評価を下そうと思っていたところ、今までの度重なる暴飲暴食がたたってかここ数日のあいだ結構きつめの逆流性食道炎のような症状が見られるようになり、土日を静養に充てたり平日も夜は18時にミニ牛丼健康セットを食べて寝るまで食べないなどしているため、デブ目線での日高屋の話はこれで終わりにしたいと思います。栄養バランス的に考えると今の状態で日高屋に行くことはおそらくありえないので、日高屋の存在につきましてはもう一度記憶の彼方、忘却の果てへと追いやることとなります。オーヴォワール日高屋。出会ったときから別れは始まっていた。今はただ健康な身体をもう一度手に入れ、荻窪二郎を食べたい、それだけです。