阿佐ヶ谷chillout

何もないから寒い

playlog:モンスターハンターダブルクロス

モンスターハンターは初代ポータブルからP2、P2G、P3rdと高校時代にプレイし続けた。いや3rdのときは高校を卒業して引きこもっていた記憶もあるが、とにかく我が青春直撃のゲームなのである。ノスタルジアマーケティングという言葉があって、いわゆるデジモンアドベンチャーTriとか、今度出る.hack//G.U. Last Recodeとかがそうだ、わかりやすく言えば。昔のユーザーを狙い撃ちにする一撃。しかしモンハンシリーズは新しいシステムをどんどん投入しいつでも新鮮な狩り体験を提供し続けシリーズを存続させてきた。ノスタルジーはなくてもいいのだ、本来なら。しかしモンスターハンタークロスは、3DSのモンハン新作であると同時に過去作のプレイヤーの思い出をこれでもかと刺激してくる素晴らしいゲームだった。過去モンスターやステージの復活だけでなく、ポータブル3作のココット村・ポッケ村・ユクモ村をもそのまま実装してしまった。モンハンは我が青春直撃のゲームであったがしかし、据え置き機のタイトルは一度も触ることなく3DSシリーズもプレイしなかった自分にとっては「モンハン好き」を公言できるほどのことではないと思っていた。昔は結構やってたんですけどね〜なんて行って、4作品それぞれ200時間以上プレイしていたことは間違いないのにそんな風にしか言えずに。モンスターハンタークロスは本当に、昔仲が良かった友達と、昔のように遊びにいく感覚がそのままそこにあった。本当に楽しかったと断言できる。そしてそのアッパーバージョンのダブルクロスも本当に、本当に楽しませてもらった。2017年のラオシャンロンは超楽しくて剣士防具一式を作ったし、アトラル・カ戦で流れる「英雄の証」のアレンジに涙し、過去一度も友達に連れて行ってもらえなかったミラバルカンミラルーツも体験できた。そんな中モンハンに対し素直に好きと言えない理由の一つに、村クエを全部終わらせたことがないということが実は心のなかにあった。プレイ時間こそ長かったものの、後発の友達の介護やキークエ巡り、特定のモンスターを一定回数倒したときの称号や見た目での防具作り、お守り掘りや武器素材集めが楽しくて、エンドコンテンツ近くまでやりきったという感覚は一度もなかった。モンハンを自分よりもやり込んでいた友達を尊敬し、井上課長は天上のお方やでと思いながら、同じだけ遊んでいない自分にコンプレックスがあった。今回も途中で飽きたり止めたりあったものの、ついにダブルクロスにて村クエを全部終えた。ダブルクロスの発売日に放置していたクロスを起動して、急いで「クロスの村クエクロスのうちに」と言いながらクリアしてからダブルクロスを購入して、実に半年が経過していた。禁足地で3体倒す「龍歴院からの挑戦状」もキツかったが、一番ラストのクエスト「ダブルクロス」はクリアまでに5回かかった。片手剣のブシドースタイル、今作初めて戦ったミラバルカンの素材でこしらえた真・黒滅龍剣【大禍】を担いで、最後のバルファルクを倒したとき残り時間は3分を切っていた。思わず涙が出た。別にG級クエストは全部終わってないし食材も全解禁してないし、二つ名も室井さんについていった形でたまたま超特殊討伐まで終わった天眼タマミツネしか終わってないので、エンドコンテンツに触れたわけでは決してなく、攻略度で言えばポータブルシリーズをやってたときと大差ないのかもしれないけど、昔できなかったことがやっとできたって感触は、やっぱいいもんだね。僕はモンハンが好きだ。誰がなんと言おうと。好きなものは好きと言える気持ち抱きしめ、東京ゲームショーにはモンスターハンターワールドの試遊に行こうと思います。片手剣の抜刀スリングが、フォールバッシュが僕を待っているから。


いちおうダブルクロスクリア時の装備詳細を置いておきます。

普段は捕獲の見極め→弱点特攻。 スタイルはブシドースタイル+ラウンドフォースII。死なない軸に置いた片手で、普段雑に行くときはこれ。 最初は他の村クエ高難度をプレイするときと同じく、硬化薬グレートと忍耐の爪護符まで持って行ってたけど、プレイヤースキルがないのも含めDPSが低すぎて初めてバルファルクに辿り着いた瞬間残り7分で無理ゲーだったので、耐久をある程度諦めてバルファルクまでの4体は全部捕獲することに。 ネコメシは報酬金保険つけて死んでも良いようにしてたけど、4回目のチャレンジのときにバルファルク到達残り15分で時間切れになったので、死んでる場合じゃないだろと思い攻撃力大に研磨術つけていく形にしてようやくクリア。倒したときはバルファルク到達で残り17分。 ガムート・タマミツネ対策の消散剤とバルファルク対策の閃光玉を持って行かずだったけどなんとかなりました。もう一回行くならいにしえの秘薬と生命の粉塵切って、閃光玉と消散剤を両方持っていくと思う。タイムにダイレクトに関わるので。刃薬は会心だけ持って行ってモンスターの登場に合わせて使ってたけど、ブレが激しいのでどっちでもいい。 オトモネコは二匹とも回復重点。落とし物をなんやかんや3回くらい拾ってたので助かった。

ギルドガード紅は初代ポータブルのときに見た目が好きで頑張って作ってた思い出。性能は昔から採取系の微妙なやつなので、ソロで下位ゲリョスとか回ってハチミツ集めたりするときに意味なく着てた。アトラル・カ装備が完成してからずっと着てる。本当にダブルクロスは昔やりたかったことが全部できて嬉しい。あとは細々と武器作って余生を過ごします。