阿佐ヶ谷chillout

何もないから寒い

playlog:Fate/Grand Order

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Fate/Grand Orderをやってみようと思いました。


理由

よほろという友達がいて彼は艦これだと浜風が好きなんですが、最近はマシュ・キリエライトさんの画像や絵が沢山Twitterに流れてくるようで、昔プレイしていたらしいのですが耐えきれなくなって復帰することにしたそうです。僕は何の興味もなかったのですが僕のTwitterのタイムラインにも沢山の魅力的な絵が流れてくるので一緒にプレイしてみることにしました。この話は時期的には6月ごろの話になります。

1日目

TYPE-MOON学部で言うと僕は月姫から入りFateと軽くかじりながらもZeroに触れず空の境界は一折り履修しているはずみたいな、とかく抜けが多く非常に中途半端なかじり方をしていました。はなすとながい。
いざプレイしてみると圧倒的なテキスト量とむせ返るほどの菌類臭。実家に帰省した折に母校の校舎を眺めてるときみたいな気持ちになります。燃える冬木市とキャスターとして現界したクー・フーリンを見ただけでウグッみたいな声が出ました。ただここまでは僕も知ってるstay nightの延長線上という感じで目新しさはない。

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FGOに関しては回ってくる絵の中にこれ高橋慶太郎先生じゃねーのというものがあって、調べたら高橋慶太郎先生だったけどソシャゲはキリがないからやめようと退いた時がありました。それが上記のフローレンス・ナイチンゲールさんです。始めるにあたって改めて調べたらやはりというか、最高ランクの☆5サーヴァントで簡単には手に入らないようです。
昔別の友達が自分の好きなキャラクターを手に入れるためにソーシャルゲームに10万単位で課金して、ようやく手に入れはしたもののキャラクターを見るたびに失った額の大きさに苦しみ、またゲーム内での最大のモチベーションを失ったことで結局ゲームもやらなくなるという出来事を見ていました。好きという感情をエネルギーに変えていく行為を僕は信じているけど、信じているが故に同じ暴走をしかねないことを理解しています。

2日目

テキストを読んでいたら1日でチュートリアルが終わりませんでした。なんだそのボリューム。具体的にはチュートリアルというか最初のステージなんですが。出勤中の満員電車で急にOPが始まって焦りました。オタクですね。

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最初のステージが終わり、世界設定とプレイヤーの目標が明示されたところでゲーム内でできることがグッと増えます。
この手のソーシャルゲーム、アプリのRPGは期間限定のイベントに注力するのがセオリーです。配布キャラは強く、アイテムも大盤振る舞い。この時期は6月だったので鬼ヶ島の復刻イベントでした。
しかし本編のシリアスさに比べるとイベントのシナリオはかなりアクの強いきのこ節で、こういうのは昔からあんまり好きじゃないです。タイガーころしあむとかトラぶる花札道中記とかが出てたころにスッと離れた記憶が蘇ります。

3日目

イベントを黙々と進めていましたが中ボスっぽい酒呑童子茨木童子戦で初めて戦闘から撤退しました。サポートのサーヴァントが強かったのでモリモリ進めていたんですが令呪コンティニューしてもどうにもならなそうな気配。改めて育成に関して調べると、戦闘をこなすのではなく経験値アイテムを強化コマンドから使用しないとサーヴァントのレベルは上がらないようでした。
手持ちのキャラ性能を確認した限りだと、☆4サーヴァントを育てるよりもレオニダスとかゲオルギウスを壁役として育てるほうがよさそうということがわかりました。曜日クエストに寄り道しつつ少しばかり育成を進めます。
知ってる顔だからという理由で杖ニキことキャスターのクー・フーリンも育成しましたがレベルキャップ開放のための素材が足りなくなりました。このあたりで単純な「強いキャラ」がいるのかどうか気になってきて、なんか手元にあった単発ガチャチケットこと呼符を使ってみたところ、風魔小太郎が4枚出ました。当時書き残したメモを見ながらこのブログを書いてるのですが、そう書いてあるので多分そうなのでしょう。

4日目

朝起きてフレンドポイントのガチャでビリー・ザ・キッドが出ました。なんか見るからに女性キャラが少ないのでちょっとモチベーションがモヤモヤしてきます。というか無料のガチャでも☆3出るのかよ。


育成したキャラを含めて改めて酒呑童子茨木童子に挑み、ギリギリのところで倒しました。嬉しい。牛若丸めっちゃ可愛い。期待して回したら報奨の呼符で風魔小太郎の5枚目が出ました。
聖晶石には手を付けていませんでしたが、そろそろ10連を回したくなる頃合い。

5日目

朝、ついに10連を回しました。


し、ショタしか出ねえー。
家でぽちぽちやってるうちについにAPが切れました。いままでレベルアップの方が速くてずっとオーバーフローをしていたようです。
イベントはシナリオ部分は最後まで終わりましたが高難易度クエストはクリアできず、礼装を取るための与ダメージポイントも上手く稼げず。本腰を入れてプレイするにはキャラクターに難がありすぎる。よほろが可愛い〜女の子を求めてプレイを始めた以上僕も巡り会えなければ「嘘」なのでは?
考えた結果、イベント配布のキャラを諦めてリセマラを敢行することに。狙うはもちろんナイチンゲールさんだ。過去を捨ててまで新しく始める以上、自分にとって100点のスタート以外は意味がない…。

6日目

アプリゲームのリセットには再インストールが必要で、毎回大量のデータをダウンロードすることになるのでwifi環境のある自宅でしかできない。
そしてこのゲームのリセマラは一回20分ほど、飛ばせない戦闘がそれなりにあってスローペース。リリース直後の新作ゲームに比べれば落ち着いた頃合いなのでデータダウンロードに時間がかからないだけそこはマシと思いたいが、一番ヤバいのはガチャの回せる回数。
この時期は何のキャンペーンもしていない期間で、最初の10連は登場する☆4以上のサーヴァントのメンツが固定されていて大きな当たりはなく、ソレ以外での聖晶石でのガチャは単発2回。引いた☆3以上のサーヴァントと礼装をゲーム内で売却することで呼符を交換してもチャンスは最大4回が限度。データの再ダウンロードも含めると無の時間が長すぎる。
しかしとにかく回す。ブログをまとめたりエアロバイクを漕いだり寝落ちしたりしながら回し続ける。

7日目

朝起きて寝ぼけながらデータダウンロードを待っている中、この生活がいつまで続くのかと思う。
キャラクター偏重のゲームであることは一周目で理解できた。立ち絵もボイスも豊富で戦闘アニメーションも小気味よく動く。なのに調べた限り、グラブルで言うサプチケ、デレステで言うスカチケのような「最高レアのカードを選んで入手できる」という方式が存在しない。
だがその割にはリセマラがし易いのが気にかかる…というのもアカウントの引き継ぎが容易すぎるのだ。昔モバマスを少し触っていたときのようなモバゲーのポータルアカウントとの紐付けがなく、リセマラでいい感じに引けたアカウントは引き継ぎパスワードをメモしておけばいつでも再アクセス可能。ということはつまり、アカウントの売買があるのでは?と。

調べたらもちろんあった。FGOはリセマラに旨味がない代わりに、一定時期ごとの石配布が多い。既存のアカウントを作っておいてログインだけしておくのが労力以上に稼げて良い方法であることは間違いない。
一時期アジア系の業者が大量にアカウントを売買していたという話も出てきた。このときは沈静化していたようで、それでも1500円くらいで今でも売っている。なんとなく国内の業者がやっているような感じがする。
アカウントIDの交換をする掲示板もあったけど、交換希望以上に「タダで下さい」という乞食が湧いていた。元手がゼロのものが商売として成り立つことが判明したからだろう。

自分ならいくらまでなら払うのかも一度は考えたが…僕のTwitterの数少ないフォロワーにも、定期的に課金してガチャを回している人や、ゲームそのものを楽しんでいる人が沢山いる。非正規の方法で入手してまでゲームを始めたことを言うことはできない。お金なのだ、全ては…
FGOはキャラクターが超良くて、ランキングイベントがないから人と比べる事が殆どない、なのに目当てのキャラクターを手に入れるまでが渋い…
グラブルでは人と比べるシステムが強く、アカウントの譲渡も厳しい。代わりにガチャはそこまで渋くないが、常に編成を要求されて一人のキャラを愛で続けることは難しい…

…疑念が湧いた以上、もうプレイし続けることはできない。
マシュと融合した英霊がなんなのか、ストーリーの続きは気になるが、納得のいくゲーム進行は望めそうにない。
それに何よりナイチンゲールさん…僕の好きな高橋慶太郎作品の女の子はどれも、怪しいと思ったら手を引いたり逆にそれを活かそうとする者ばかりだから。
同じ道を望む以上、ここいらが引き時なのだろう。
やはりタイプムーンはクソだ。二度とプレイするべきではなかった───。


















それから

この記事の草稿を書き終えた次の日にアルトリア・ペンドラゴンを引いたので普通にゲーム開始して、5章ピックアップの時に無料配布の石で無事ナイチンゲールさんを召喚したので今は幸せな日々を過ごしています。

ちなみに触媒に使ったのは
・ヤクルト
デストロ246 7巻
・病気をその原因から治すホメオパシー療法入門
ナイン・インチ・ネイルズのアルバム(発音が似てるから)
です。
あと竹内まりやの「真夜中のナイチンゲール」をフルコーラス歌いながら召喚しました。




よろしくお願いいたします。