阿佐ヶ谷chillout

何もないから寒い

playlog:レギオンズ!ダンタリオンマスターズ

legions.flipflops.jp
随分前のことになってしまいましたが無事抽選に当たって行ってきました。
抽選24人+当日8人の定員32人だったんですがなんか24名でスタートしてました。解せん。


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ルールは上記。第一弾ブースター発売日の翌日に2BOX分くらいはプレイしたんですが、初手の3枚が決められる以外は引き運に左右されまくるので、MtGのパックウォーズとドラフトの中間くらいの、どうにかなりそうでどうにもならないみたいな感覚があります。
最初に剥いた2パックから3枚ピックして1戦したあとは、自分がゲーム中にピックしたカード全て+残った山札と捨て札のカードからランダムに分配し、合計が20枚になるよう整えて次ラウンドという感じです。


R1 緑黒 女王の護衛戦士リコッテ/神代の剛力/神託の巫女ナユタ

絶佳刀姫『サクヤヒメ』はあるものの赤白でうまくまとめられそうになかったので流して、緑のバケモンこと女王の護衛戦士リコッテがあったので緑に寄せることに。時間ギリギリまで悩んで相手のロードを流す用の神代の剛力と、アド差をつけられる神託の巫女ナユタの3枚でGO。
相手は序盤から攻めてくるタイプの赤緑で、リーダーオープンの時点で荊棘の女王『シュカ』までは予想して神代の剛力で流せたものの、返しの流した白黒のロード、黒鍵の騎士『マリアベル』が止められず負け。リコッテいらねえー。このゲーム肉のプレッシャーがなさすぎるな。
ちなみにここで戦った方がそのまま全勝優勝でした。

R2 赤白 侍衆カンゲツ/ホーリーゴレム・ルチア/白刃一閃

2戦目にしてサクヤヒメどころか封入されてたロードが全部相手に流れたのでマジでこれどうしようもないのでは…と鬱々とするも、気を取り直して手持ちのミニオンの中で一番硬そうなゴーレムを軸にした赤白で行くことに。他はなにも色が合わず。
相手は確か緑黒だったと思うけど、展開が遅れている間に中コスト域のミニオンを大量に取り、流れてきた告死天使『アズラエル』を最終的に叩きつけて勝ち。白刃一閃は打ち返しが怖くて手札に持ったまま日和って使えず。

R3 白黒 告死天使『アズラエル』 /ホーリーゴレム・ルチア/蒸気装甲兵

せっかくなので取れたアズラエルと、さっき活躍したホーリーゴレム・ルチアを軸に耐えていく方向、悩んだら手癖でコントロールに寄せてしまう。ビッグダディこと蒸気装甲兵の威圧3もきっと硬くて強いはず。
相手は緑白で、目論見通り蒸気兵が相手の低コストビートを止めてくれてアド差がつき、ホーリーゴレムの貫通や途中で取れた吸血姫『アコニー』で相手のライフを削っていって勝ち。アズラエルは重くて使わず。

R4 白黒 吸血姫『アコニー』 /蒸気装甲兵/すねこすり

アコニーをさすがに使っていかないとまずいと思いつつも、攻め側にシフトできるような低コストのカードがなかったので、流れてきたすねこすりを取ってビッグダディとともに耐えていく方針に切り替え。
相手が赤白の超高速ビートで、白刃一閃を軽減して使いまわされて終始押される展開の末、最後はどうにもならないスイッチアタックで速攻ついて綺麗に削れて終わり。すねこすり自体は何度か相手のミニオンをバウンスできたものの結果だけ見たら意味なし。本当に耐えられない。

R5 赤白 吸血姫『アコニー』/白刃一閃/ゴブリンソルジャー・リナ

使わなかったアズラエルが相手に取られて、手持ちはアコニーのみだが他の攻めの強いカードと全く色が合わず、でももう耐えるコントロール戦術は取れそうにないことがよくわかったので、攻めるカードを2枚取ったうえで無理矢理アコニーをタッチ。これだきゃ流すわけにはいかねー。
相手は白緑で、1tヴァンガード・スピカから神託の巫女ナユタをタイムラインにセット。アド差がついてはいかんと押せ押せで攻める。
けっこう削れはしたものの相手も捌き切るのは不可能とばかりにすれ違いでお互いライフを削り合う展開で、相手の白ロードも強く返しの盤面差で負けそうなところにこちらのアコニーが魔眼込みで間に合ってジャスト本体6点で勝ち。

戦績:3-2。



上位は1位から赤緑・赤黒・緑黒で、みんな1戦目に取ったカードを継続して使用していたみたい。
当然ですが完全ターン制なので超〜殴り得環境でしたね。最近のデータカードゲームとかもだいたいそうですが、防御側に選択権がないゲームであることを侮っていました。
発売時のダンタリオンドラフトでは構築戦のためにいろいろ試すみたいな感じでカードパワーの理解が甘かったのも勿論あります。リコッテとかもうぜってー取らないし。
迷ったら攻めよりも受けを考える性格なのも影響してたなと思いました。もうちょっと意識的にならないとまずいかなー。

他に気づきとしては…取り切り+ランダム分配で対戦相手と条件は同じはずなのに、自分がパックから引いたレアが最終的に自分の手元にないのがかなり落ち込むというか、言ってしまえばかなり頭にきますね。
結局最後に残った20枚にはロードレアなし、勝ち負け勝ち負け勝ちの3-2で終えて思ったのは、楽しさよりも負けた敗北感や不快感の方が強かったという気持ち。
自分が負けた時に限ってロードレアが移動してるところもあったので、勝ってたら文句は言わないのかもしれないし、自分の思っていた通りに相手の攻勢を捌けなかったり受けが成立しなかったりという部分もあるだろうし、オープニングフェスタでtop8に残ったことで、心のどっかでまあ負けるわけねーだろって調子に乗ってた部分も確実にあると思うけど。
「黎明期のマジックに存在した、アンティ・ルールがなくなった理由の一端に触れた」と捉えるべきか、「リミテッド特有の悔しさを盛り込むことに成功している」と捉えるべきなのか…。

なんにせよようやく理解できた「殴り得」というコツを証明するためにもう一度くらいはダンタリオンドラフト大会出たいなと思いつつ、公式HPのイベントリストにダンタリオンドラフトでの開催がないのを見て溜息をついてる次第です。池袋のホビステまたやるって言ってなかったっけかなー。
おとなしく構築やりたいけどこの夏はモダンが忙しそうなのもあってどうしよっかなーつってるとこです。