阿佐ヶ谷chillout

何もないから寒い

decklog:3/18 B/R Eldrazi(Standard)

Deck: stan_BReldrazi.dec

Counts : 60 main / 15 sideboard

Creatures:19
4 Walking Ballista
4 Scrapheap Scrounger
4 Matter Reshaper
3 Pia Nalaar
4 Reality Smasher

Spells:16
4 Fatal Push
4 Heart of Kiran
4 Unlicensed Disintegration
4 Chandra, Torch of Defiance

Lands:25
4 Aether Hub
4 Foreboding Ruins
5 Mountain
4 Ruins of Oran-Rief
4 Spire of Industry
4 Swamp

Sideboard:15
2 Bearer of Silence
3 Thought-Knot Seer
2 Distended Mindbender
3 Release the Gremlins
3 Incendiary Flow
1 Transgress the Mind
1 Skysovereign, Consul Flagship


Created with Decked Builder
http://www.deckedbuilder.com/

 

GP静岡本線に持ち込んだBRエルドラージ。リストは高尾さん・井上さんがGPバルセロナで使っていたものではなく、本線直前にタキニキが配信でチラと映していたレシピをベースにした。

その配信でタキニキが回していたBGエルドラージがかなりよく見えて前日まで調整していたものの、サイドの精査や引きムラの緩和が調整できず、無許可の分解とグレムリンリリースが使えるBRの方が良いと感じ、直前で乗り換えた。
LCTに持ち込んだ時はチャンドラが3枚だったが手応えを感じて4枚目を現地調達。予見者は先手4tギデオンの回答にならないためサイドが丸そうという判断。もともとコジレックリターンが1枚入ってたふんわり部分を精神背信にしてSubmit。

戦績:LCT3没、本戦4-5初日落ち。負けはマルドゥ機体x4、マルドゥpwコントロールx1、ミラーx1。

LCTで当たったマルドゥpwコントロールはちょうどマルドゥバリスタのサイド後みたいなデッキだったのだがあまりに勝ちのビジョンが見えず震えた。下馬評での「機体に有利」という話は、オーウェンのマルドゥのリストが世に出る前だったかどうか、とにかく本戦ではマルドゥに連続で当たりまくり全く光明が見出せないまま1bye明け0-3。全勝縛りののち奮戦するも4-3ラインでミラーにやり込み不足でわからされ、最後もマルドゥに昇天。
八十岡プロも自身の記事で書いていたとおりリアスマ以外はほぼ機体の下位互換的な動きになってしまうのが弱点で、エルドラージというよりもマルドゥ機体を精査していなかったのが一番ダメなポイント。なにをしたら有利なのかを考えずに他人の評価だけで持ち込んで負け。

このあと新しいデッキに乗り換える気力のなさのままLCT抜けのBRエルドラージに寄せたリストを組み、GP三日目はモダマス争奪スタンに参加。3-2で2パック。勝ちは4cサヒーリ、ティムールタワー、アブザンミッドレンジ。負けはミラーとBGtR。順当。
ミラーと称したが負けたBRアグロでは、攻めるデッキなのに受け身になりがちなリシェイパーとピアナラーをそれぞれドラーナとオリヴィアにしていたのが印象的だった。空中が止まらないこととナチュラルに3マナの肉が死なないことに着目したと筋の通った構築論を聞けて非常によかった。
サイドに仕込んでいた寸借者や静寂を担うものの使用感がいつまでもわからなかったことなど、OGWの頃にスタンを触っていなかったこと…というより昔強かったカードの知識が必要なローグデッキになってしまったと改めて思った。そういうデッキを…今回は選ばないわけにはいかなかったが、環境末期のスタンダードでブレイクスルーを期待するのは、悪手だったように今は思える。ベストなデッキを、ベストを尽くせるデッキを使わなかった。それだけだ。