阿佐ヶ谷chillout

何もないから寒い

decklog:3/25 B/R Reanimator(Legacy)

4 Animate Dead
2 Badlands
4 Bloodstained Mire
4 Chancellor of the Annex
2 Chrome Mox
4 Dark Ritual
4 Entomb
4 Exhume
4 Faithless Looting
3 Griselbrand
1 Iona, Shield of Emeria
4 Lotus Petal
3 Polluted Delta
4 Reanimate
1 Scrubland
1 Sire of Insanity
2 Swamp
4 Thoughtseize
1 Tidespout Tyrant
4 Unmask

1 Grave Titan
1 Blazing Archon
2 Collective Brutality
1 Elesh Norn, Grand Cenobite
4 Faerie Macabre
2 Pithing Needle
4 Wear // Tear


静岡から一週明けて仲間はみなGP神戸を目指してモダンへとシフトし、PPTQのスタンシーズンも続く中、突然のレガシー。タイミングだけ見れば意味不明だが、現在は来季の2byeのためにプレインズウォーカーポイントを毎週50pt以上稼ぐことを目標にしている。そしてたまたまこの週末は行ける範囲で土曜にはPPTQがなく(あったけどモダマスリミテだった)、残された倍率の高いイベントはこのGPTラスベガス、レガシーしかなかったのだった。去年のGP千葉とエタフェスでジャンドは一旦休止し、手元に残るカードでジャンドよりもtierの高そうなデッキはひとつだけ、それがB/R Reanimator。

この時、BRリアニは二つの選択肢があった。ひとつは晴れる屋でBRリアニを使い続けているMasunagaさんのリスト。Bayouによって緑をタッチし、メインに蛮行2、サイドは除去枠を衰微に、追加の勝ち筋を要塞の計略と1挿しの騙し討ちで確保するタイプ。もうひとつはMOの5-0に多い、メインにクロームモックス2、サイドに磨耗/損耗とミラー用のフェアリーの忌み者をゴッソリと取ったタイプ。
どちらで行くかは前日夜まで迷っていたが、友達に買い物を頼んだ結果クロームモックスが安く入手できたためMOのリストに寄せることに決定。サイドに追加されるクリーチャーは人によって結構まちまちだが、追加の勝ち筋を取っていないため最悪ハードキャストできそうな墓所のタイタンを1枚入れて出場。

戦績:4-2。負けは奇跡と4cデルバー。

この日1戦目に当たったのが前述したMasunagaさんその人でもちろんミラー戦、読み合いとぶっぱで斬り合う最高のゲームだった。意気投合してin/outや対策などいろいろ教えて貰った部分がその場で毎ラウンド噛み合い存外の4-0、IDIDでエイト確定の位置から下当たりの奇跡に負け、最後は4cデルバーに全然不可能なハンドをキープしてしまい終了。
カードは微妙に揃えていたもののBRリアニは友達相手にしか使ったことがなく、初めてオールインコンボで大会に出たが、普段いかにして盤面を取っていくかのフェアデッキを好んで使う傾向があり、全く違う経験のできるこのデッキは勉強になると感じた。ブン回ればハンデスを相手に打つ余裕もあるが、とにかく初動に全てを賭けている。割り切りと強い心!今の自分にないものが鍛えられる良いデッキだ。

以下気づき。
・G2G3までお互いデッキを秘匿したまま投了が珍しくないので、ある程度レガシーに慣れた今使うのはちょうどいい
・一番打ち消しの枚数が多いデッキはデルバー(もみ消し、FoW、狼狽の嵐、侵入手術やスペルピアースなど)
・土地なしマナファクトのみのハンドは、ルーティングから入っても土地を探す羽目になるので微妙
・ルーティングがあるとキープ基準が緩和されるので、1tグリセル以外勝ち目がないデッキでない限りは抜かない
・最小のコンボスタートに必要な枚数は4枚(土地orマナファクト、ダリチュ、納墓、釣り竿)。最悪トリマリまでは耐え
・フェアリーの忌み者はミラーで要塞の計略も対策できるが、ミラー以外にはほぼ使えない
・グレイブタイタンは強いが、それよりアッシェンライダーか呪禁生物を取らないとダメ
・呪禁生物はミラーでとにかく強い、忍耐の原型も墨たまリバイアサンも強い

GPラスベガスのおかげでこの後も幾つかレガシーGPTがあるのでいろいろ試そうと思う。