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阿佐ヶ谷chillout

何もないから寒い

銭湯をめぐる④

今回は中野寿湯温泉、千駄ヶ谷の鶴の湯、中野の昭和湯、八王子の稲荷湯、西新宿五丁目の羽衣湯。

 

■中野 - 中野寿湯温泉

中野寿湯温泉 : 中野区 東京銭湯マップ

家から自転車で行ける範囲を埋めていこうシリーズ。中野から早稲田通り沿いの、環七出るまでのエリアはなにげに銭湯密集地帯。それも水風呂&サウナのお店が3軒並んでいるのだ。
中野駅から徒歩10分、ブロードウェイを抜けて新井薬師の商店街に入ってすぐの「温泉」。生まれ育った中野で天然温泉に入れるとは知らなかった…。
外観はピンクの壁が目立つビル銭湯のようだけども中は天井の広い昔ながらの銭湯のつくり。設備自体は結構新し目で綺麗。
天然温泉が大きな湯口から流れているのを見てあんまり熱くなさそうだなと予想し、200円で今回はサウナも追加。案の定湯船はそこまで熱くなく、ゆったりと入れる温度。
サウナは4人が限度の小さいものだったけど左右の壁に砂時計が備わっていて5分をカウントできる。身体洗った直後の暖まった状態で入るのは5分が限度だけど、水風呂で冷え切った後なら15分くらいは行けることが今回わかった。考え事してるとすぐだね。個人的には熱めの湯船&水風呂の交互浴だと思考力が奪われるけどサウナ&水風呂だと考え事が捗るイメージあるかも。この日自分があんまり疲れてなかっただけかもしれないけど。

 


千駄ヶ谷 - 鶴の湯

鶴の湯 : 渋谷区 東京銭湯マップ

この日は渋谷にオープンしたマンガサロン『トリガー』に、友達と一緒に行くという約束を急に入れてしまって、トリガーの近くに銭湯があるのも見つけたけど、前日気を抜いて風呂に入ってなかったのもあり、どうしても待ち合わせの時間までにひとっ風呂浴びたい!と新宿で叫んだ状況。
徒歩の移動時間なども含めて時間的に行けそうだったのが千駄ヶ谷の鶴の湯。定期で降りられる千駄ヶ谷駅から近くて帰りは代々木まで歩くルートが取れるのと、水風呂がないのを知っていたのであまり長居しないだろうという予想をして行った。
住宅地の中にあるレトロ銭湯で、玄関口の時点で男湯と女湯に分かれる構造にひしひしと古さを感じる。で湯船が超熱い!!普段入ってる天徳泉と同じくらい熱い。まさに古き良き銭湯という感じ。
ちょっと分かれてる湯船のどっちに入るかで行ったり来たりワチャワチャしてたら浸かってたおじさんに「大丈夫か?熱いなら埋めて入りな?」って心配されてしまった(笑)。
ペンキ絵がなんか富士山の麓でゴルフをしている絵で、今まさにグリーンオンを狙っているおじさんと横にキャディーさんが描いてあるんだけど、店のよい古さに対してゴルフって結構新しくない?って感じがしてジワジワ来る。
そんなことを思いながら身体洗って湯船浸かってる間に、早い時間なのもあってお客さんがみんなはけて銭湯独り占めの状態に。初めてだったけど湯船がもうとにかく熱くて泳ぐとかはしゃぐとかそういうのはなかった。
水風呂がないということで、今回のような機会でもない限りしないだろうと思ってた水シャワーをついに試してみることに。うん、冷たいけど、やっぱ水風呂ほど冷えないしチルアウトも感じないねやっぱり。腿の内側の太い動脈とかが冷やせないのが大きい。それでもしないよりは全然いいけど。
時間も押してたのでサッと出て(それでも入店から1時間くらいは堪能した)、一日中雨の日で寒かったけどやっぱ暖まってよかったな、と思った。時間ないけど近いしひとっ風呂、というスタイルはいろんな応用がききそう。

 


■中野 - 昭和湯

昭和湯 : 中野区 東京銭湯マップ

家から自転車で行ける範囲を埋めていこうシリーズ、中野密集編。近くに3軒並ぶうち上越泉と寿湯温泉には先に行ってて、ここが最後だったんだけどここも東京銭湯に紹介記事が載ってた(http://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-372)。三鷹の春の湯のときといい、取り上げられる銭湯に微妙に縁がないというかアンテナの感度が悪いというか。

とはいえ紹介されてる場に行くのは事前情報がある分ワクワクするというもので、サウナ200円という情報も記事で先に得ていたので最初からサウナ入る気マンマンでGO。ゴージャス感のあるロビーを抜けて脱衣所に行くとスピーカーからはサザンオールスターズの「真夏の果実」が流れてて夏の終わりを感じる…まだ梅雨だけど…
湯船は熱すぎずヌルすぎずといった温度で個人的にすごく好みの温度。椅子がなんかコの字のすごく低いやつで歴史を感じる。大きいタイプの椅子もあったけど、ご年配の方々が使ってたのでまあそれはいいか、と。
サウナは4人がけくらいのタイプでBGMもテレビもないけど静かでウトウトしながら汗をかくのがいい。新しいトリップかもしれない、身体には悪い方のだけど。
水風呂はこの日はまだチラーを通しておらず水道そのものの温度であまり冷えなかったのが正直なところ。でもスタンプ押して貰う際にご主人と話す機会があって、「夏になったらまた水風呂冷やすからね」って言ってもらえたのでまたこんど炎天下の日に来ようと思った。

 


■八王子 - 稲荷湯

稲荷湯 : 八王子市 東京銭湯マップ

諸用で八王子の方に行く機会があり、時間も押す中で駅から1番近くの銭湯に行くことにしたのが今回の稲荷湯。逆に駅から1番遠い松の湯が東京の銭湯で最西端にあるということでいいのかな多分。
マンションと一体になった新しめの銭湯で、土曜の夕方というのもあって地元の人でとても賑わっていた。湯船はそんなに熱くない。大きい岩風呂の露天と、日替わりの薬湯。
この日暑かったのもあってか水風呂がよく冷えていて気持ちいい…。最近気づいたけど水道の水をそのまま使ってる水風呂と冷却器(チラー)を通して冷やしてる水風呂は全く質の違う体験ができる。数年前に改装してたりサウナに力入れてたりする銭湯は、夏場のこの時期から本格的にチラーを使い始めてるので水風呂体験としてはここからが本番といえよう。
でチラーを使った水温っていうのはやっぱり家風呂じゃ不可能だし、もう今の時期から川遊びしてる若者の事故とかがめっちゃ増えるので、「安全に」「家じゃできない」「冷える体験」っていうのは銭湯が1番手軽だと確信している。そういう売り込みでもっと銭湯ユーザー増やせないかな、なんてことを考えながら浸かってた。
この日はどくだみの薬湯で、初体験だったんだけどもなんかとても好みの香りだった。また入りたいけど近場でどくだみの日にピンポイントで入れる日ってあるのかなー。

 

■西新宿五丁目 - 羽衣湯

羽衣湯 : 渋谷区 東京銭湯マップ

大江戸線西新宿五丁目という、中野坂上と新宿の間の、絶妙に周りに大きい建物がない下町として残るエリアの銭湯。場所と存在はずっと知ってて、日曜日に露天がアヒル隊長風呂になるというのを期待して今まで平日に行かなかったんだけど、ようやっと日曜に時間ができたので行ってみた。
下町っぽい古い建物が並ぶ中、高層マンションを2つ見上げるような位置にマンション一体型の銭湯が。設備自体はそこまで新しいわけではないけど、階層ごとに男湯女湯が分かれていたりなど独特な構造に新しさを覚える。
肝心なアヒル隊長風呂は…この日はやってなし!!!っていうか露天めっちゃ狭い!!!三人入れないレベルの狭さ。どうやら奇数日と偶数日で男女湯が日替わりらしいので、この日は女湯にアヒル隊長が浮いてたのでは、と推測される。は〜また1週間後か〜…
落ち込んだ気持ちのまま浴槽に入る。やっぱ明るいうちの銭湯は格別だな!この日は天気も本当に良くて一面の窓から太陽光がさしててソー・ナイス。設備の充実したビル銭湯ということで当然サウナにも力が入っているし水風呂もよく冷えている。おじさんたちがみんな頭からザブザブかぶってて気持ちよさそうだった。

そして羽衣湯の売りはアヒル隊長だけではない…!ロビーにあるおよそ2000冊のマンガ!ラインナップは全て新しいものとは言えないものの、黄昏流星群とかワンピースとか有名ドコロが抑えてあって、しかもそれらが読み放題なのが大きいポイント。
立川の梅の湯で大量のマンガを前にして読まずに帰った雪辱を晴らすべく適当にあったシャーマンキングを読み返す。しかもここは下町ということもあるのか、石鹸やシャンプーと並んで駄菓子をガッツリ扱っている!!それもショッピングモール内にたまにある「造られた駄菓子屋」みたいに消費税つけたりしないぜ!駄菓子の品揃えは上野の寿湯以上。ビールやおつまみもある。
読み始めたら止まらなくなったので、作業しに帰らなきゃだけどもういいか!と割りきって駄菓子とジュースを買い倒し好きなだけつまみながらソファーでマンガを読み通す。ああなんだろうこの感じ、友だちんちでひたすらくつろいでた小学生時代を完全に思い出すやつだ…日曜だから相撲の中継もやってるし…
結局シャーマンキングのあとスラムダンクとかも読み始めて本当に長い時間いたんだけど全然怒られなかったしロビーが混みすぎることもなかったので本当に神。また必ず来る。ていうか通う。

 

ついに今回「水風呂ある店のみ行く」って縛りが破られてしまった!これで銭湯に行く頻度は上がるのか下がるのか!スタンプラリーの行方は如何に!?

次回、新展開!銭湯巡りで未だかつて経験したことのない闇が鷺ノ宮を襲う!ドンミスイ!!