阿佐ヶ谷chillout

何もないから寒い

遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶にハマった

 

 

 

 

攻略wiki

www8.atwiki.jp

情報はほぼ全てここにまとまっている。

 

wikiに特に記述のない事で気をつける事は以下

・開始時早々から選択肢の分岐とエリア移動の順番によってフリーデュエル欄が埋まらない事がある

シモン・ムーランから逃げないと序盤で一切カードが手に入らないまま、中盤であるところの海馬コーポレーションのデュエル大会に進んでしまう。そうなると初戦のダイナソー竜崎の時点で攻撃力1600の屍を貪る竜くらいは出してくるので手札融合に慣れてないとフリーデュエル欄が一つたりとも埋まらずに詰む。もっともそうなったところでニューゲームから10分くらいしか経ってないと思うしやり直せばいいだけだが。

気にする人はデュエリスト別攻略のページを見ながら進むこと

 

・ゲーム開始時のデッキの内容はランダム

所謂サンダー・ボルト増殖をサンダー・ボルト以外でもできるよという話。

おそらく☆3以下のモンスターカードが全ランダムなのと、サンダー・ボルトブラックホールがどちらか1枚と、シャインキャッスル以外の一段階強化魔法がランダムで1枚と、フィールド魔法が1枚。

特に強化魔法は終盤まで双頭の雷龍の強化に使える覚醒などを抑えておくと、神官倒すツアーで千年の盾やラビリンスウォールが突破しやすくていい。

モンスターカードも俺のデータだと運良くララ・ライウーンかなんかの雷族が二枚くらいとヤマタノドラゴン絵巻が取れてたので序盤から双頭の雷龍が作れて非常に捗った。

メモカを3枚使う「スターチップを消費しない入手法」の応用で初期デッキのカードもガンガン増やして行くのがいい。

 

あとはヤマタノドラゴン絵巻がスターチップ25個、エレキッズが60個で手に入るとか、双頭の雷竜組むためのサンダー・ドラゴンが入手できる230個までに、地を這うドラゴン、ドラゴン・ゾンビ、スパイクシードラ、雷神の怒り、バロット・ドラゴンあたりも手に入るから増やしておくと安定して手札融合が出来る点とか、そのくらい。

 

 

 

■良かった点

・安い

前川亮くんのサイン入りで10円は破格。

 

・ゲームのテンポがいい

CPUの思考時間が早く(こちらの出しているカードに対して手札のカードの中に攻撃力が上回るモンスターがいるかどうかくらいしか計算してないからだけど)、1戦2分もかからない。モンスターの3D描画も基本はオフになってて、戦闘時に□ボタンを押して決定するとアニメーションが表示されるっていう操作もスマートでグッド。

 

・ストーリーがある

ルールがGBの2作目準拠な事を考えると順当に本田君やモクバと戦っていくだけの謎ゲームになる可能性もあっただろうに、しっかりと立ち絵とテキストが用意されている。

闇遊戯の謎に迫るストーリーは原作が完結した今では失笑ものではあるが、当時出ていた情報でのみ構築するとしたらこうなるのは大分がんばってるなという気持ちになれる。

 

 

■悪かった点

遊戯王OCGではない

リリース時期を考えればわかるんだけど結局GBC遊戯王が定期的に出てた頃、2〜4くらいの頃にリリースされたゲームなのでルール的にはGBの2準拠。

生贄(アドバンス)召喚もなく、融合を除けば1ターンに1枚しかカードを使用できない。強いのの出し合い、ほぼ坊主めくり。GET IN 虚無。

 

・敵の強さが適当すぎる

終盤、具体的にはセト3戦目。カード入手方法が極限まで絞られたゲームで入手できない攻撃力ランキング1位2位をガンガン繰り出してくるのはどうなのほんとに!

事故狙いをするにしても双頭の雷龍デッキでは流石に突破できない。最低手札2枚で融合+4段階強化すれば攻撃力4800が作れるがこのゲームは手札5枚までなのでロイヤルストレートフラッシュの可能性さえゼロ。その上セト3戦目のデッキにはサンダー・ボルトも3枚積まれているんやで!強いられすぎ。

おかげでよかった点に書いたストーリーも最後まで見ることが難しい。

 

・カードの入手方法が限られすぎ

これもGBのゲームを元に落とし所を探した結果だと思うのだが、パスワード入力にスターチップが必要、一戦勝つごとに1枚入手というシビアさ。後述した総カード枚数が800近いのもあって特定のカードを手に入れるまでに非常に時間がかかる。

確率的には1%前後という話なのでハクスラ成分のないPSOか何かだと思えばいいのかもしれない。つまり苦行ってことだが…

 

 

■どっちでもない点

・収録カードが多すぎ

OCG黎明期に作られた低級モンスターが全て、OCGと同じカラーで収録されていて総カード数は800近く。ポケステを使わないと実質入手不可のカードが多くコンプは狙いづらいが、当時遊んでいた小学生の僕らからすると懐かしいメンツ。

冠を戴く蒼き翼、グラップラー、ヤマタノドラゴン絵巻、キーメイス、水陸両用バグロス等に覚えがあったり、Twitterで@waightthinkssoをフォローしてる人やマーダーサーカス・ゾンビってつぶやくのが好きな人は郷愁を味わえるだろう。

全カードに3Dモデリングも用意されてるので酒の肴に戦闘しつつ大笑いするのもいい。それでもストーリー全攻略までは手は伸びないと思うが。

 

 

バグも誤字もなく、テンポもよく、序盤はハクスラと手札融合の属性覚えゲーとしてなかなか楽しかった。メモカも複数枚持ってたのでカード増殖も実機で試して非合法感も味わえた。

しかしメテオ・ブラック・ドラゴンを落とすまでフリーデュエルで草原神官兵をボコり続ける動機がもはやなにもないので多分このゲームはこれでおしまいになる。

一応双頭の雷竜デッキでセト2戦目、近衛神官×2戦、ヘイシーン2戦目までは倒してセト3戦目で虚無になるのは味わった。いい虚無だった。